「エクセルは使用できますか?」
転職、就職の面接でよく聞かれる質問ですよね。でも、エクセルが使えない人のほぼ全員が、何をもってして「エクセルが使える」といえるのかがわかりません。
「はい、線を引いて、文字や数字を入れて表を作ることができますし、四則計算することもできます。」
とか言っちゃうんですよね。でも、それ言った瞬間、面接官の頭の中で不合格の烙印を押されること間違いありません。
「ダメだこりゃ」って。
エクセルが使えるかを質問する背景
エクセルが使えるかを質問する背景っていうのは、候補者が主要な関数を理解しているか、それを実際に実務で使っていた経験があるか、具体的にエクセルを使ってどういうものを管理していたかっていうことを知りたいんですね。
なので、面接で答えるときは、具体的にどの関数を知っていて、それを使ってどういう業務を行ってきたかというのを答えればいいんです。
「SUM、COUNTIF、VLOOKUPなどの関数を使って、コールセンター全体やオペレーターごとの発信結果を集計し、パフォーマンスの良い部分や課題の部分をいつも分析していました。」
っていう感じですかね。
何の関数を使えるのか、それを使ってどんな仕事をしていたのかを具体的に伝えることで、面接官は候補者がエクセルを使う業務に対応できるかをチェックしているんですね。
エクセルには関数がたくさん!
エクセルには関数がたくさんあります。全部で400〜500個くらいあるんだとか。当然、全部は覚えきれないし、覚える必要もありません。
関数にも主要なものがあるので、その主要な数種類だけ覚えてしまえば、だいたいのことは対応できてしまいます。
ただし、覚える関数を間違えると面倒なことになるんですよね。本来簡単にできることも、わざわざ難しい関数を組み合わせてやる羽目になってしまいます。実際、そんな人いっぱいいます。
覚えるべき主要な関数とは
ぼくの経験上、最低限これだけ覚えていれば何とかなるっていうのはこれです。
- SUM関数
- IF関数
- SUMIF関数
- COUNTIF関数
- COUNTA関数
- VLOOKUP関数
エクセル初心者からすれば、サッパリですよね。何だかこれだけでも具合が悪くなっちゃいそうですよね!
でも、大丈夫!これらを手っ取り早く覚えるのにおすすめな書籍があります。
これならド素人でも3〜7日くらいあればサクッと覚えることができます。
『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』で勉強した結果
正直ぼくもこの書籍で勉強する前まではエクセルなんてサッパリわからず、ドシロートでした。それこそ、冒頭の「枠線書いて文字や数字を入れて表を作れます」っていうレベル。ひどい…。
でも、転職を機にこの書籍で入社前に勉強して準備をしていったところ、転職先の会社でエクセルを使う業務は全く問題なくサクッとこなすことができたし、むしろ他の社員よりもエクセルを使えているレベルにまでなっていました。
「入社前に勉強しただけで、ちょっと前まで全くエクセルを知らないドシロートでした」って言ったらビックリされちゃったくらい。
ちなみに、『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』はすごく読みやすくて理解しやすいし、サンプルデータもダウンロードできるようになっているので、かなりいい感じで勉強することができました。
おかげ様で、実務で必要なスキルを手に入れただけでなく、データの集計や分析が楽しくなっちゃいましたね。どうせ仕事やるなら楽しい方がいいし、勉強しておいてよかったです。
結論
エクセルに自信のない人でこれから就職、転職しようとしている人は、とりあえず黙って『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』でも買って勉強しておきましょう。
3〜7日もあれば楽勝でサクッとエクセルが覚えられて、面接でも「エクセルできます!」って自信満々で言えるようになりますよ。
自分の今後のキャリアに関わることなので、これくらいの時間と書籍代くらいは投資しておかないとね。
余力があれば…
データ収集や分析ができても、最終的にはそれをわかりやすく見せるところまでが実務では必要になってくるので、グラフ作成のスキルも付けておいた方がベターです。
グラフ作成のスキルに関してはこの一冊がサクッと習得できておすすめです。