最近は女性の社会進出も進み、女性管理職なんかも増えてきました。
結婚して子どももいる中で、しっかり仕事をこなし、ほぼ残業せずに定時で帰る女性管理職…素晴らしいです。
一方男性はというと、最近は世の中的に残業=悪という風潮になりつつあるけれど、以前までは残業=頑張ってるみたいな、むしろポジティブなイメージだったこともあり、残業体質がなかなか抜けなかったりしますね。
残業せずに帰らざるを得ない女性と、残業体質の男性…。
どっちが社員として優秀なんでしょうか。
同じ量、質の仕事をこなすなら、残業なしで仕事をこなす女性の方が断然優秀ですよね!
効率の良い女性
家事のため、家族のため、子どものために早く帰らないといけない女性は、抱えているタスクを効率的に処理し、仕事を時間内で片付けるのが上手。
どちらかと言うと、女性って子どもや旦那の相手をしながらいろいろな家事をこなしたりするので、効率よくマルチタスクをこなすのが得意です。
逆に、男性はひとつのことに集中する職人気質なタイプが多いので、ひとつひとつの完成度は高いけど、そこにかける時間も多かったりします。
残業体質からの脱却
一方、男性については、家事・育児をしてくれる奥様がいる場合や独身の場合、定時で帰らないといけないプレッシャーがないので、逆に残業することで「自分は仕事頑張ってる」「むしろ定時が過ぎてからが本番だ」みたいな勘違いをしている人が多い。
でも、そういう人に言いたい。
「え?残業しないと仕事終わらせられないの?」
「定時で仕事片付けられないから残業になっちゃってるんだよね?」
と。
仕事はやろうと思えばたくさんやることがある。切りがない。
だから、何をやるべきかということよりも、何をやらないかっていうのを決断することの方が重要。
それと、その仕事は本当に自分がやるべき仕事なのか、部下に任せられる仕事ではないのかっていうことも重要なポイント。
これができないとキャパオーバーになって、定時では帰れず残業だらけになってしまうし、部下の成長機会も奪ってしまうことになる。
本当に女性と勝負して勝ちたいなら、残業時間を増やして成果を出そうとしてはダメ。
同じ条件(=定時あがり)下でどれだけ効率よく仕事ができるかという「生産性」で勝たないと意味がないんです。
女性よりも残業時間が多い分で仕事をして勝とうなんて卑怯です!!
生産性を高めよう
ということで、仕事が時間内に終わらないから残業すればいいっていう考え方はもう完全に古い。
時間が足りなければ残業すればいいというのは無能で、そんな甘えがある限り、いつまで経ってもスキルは上がらない。
それよりも、どうすればもっと効率的に仕事を進められるのか、より短時間でより多くの仕事をこなせる方法は本当に他にないのかを常に考えるべき。
タスクごとに目標所要時間を自分に課して取り組むというのもいいですね。
自動化できるところは徹底的に自動化する。
本当にやらなきゃいけない仕事の判断。
優先順位付け。
常に自分やチームの仕事っぷり、既成概念を疑い、改善できることがないかっていうのを考えながら仕事をしないといけませんね。