特に男性にありがちなのかな…という気はするんですが、ぼくは何かを伝える場面になると、伝えなければいけない内容を頭の中で組み立てて、それをそのまま話してしまうので、何となく話が淡々としてしまいます。
会社の朝礼とか、クライアント企業へのプレゼンとか。
あと、このブログもそうですw
それでも内容は伝わるのかもしれないけれど、何となく話が面白くないというか…インパクトも薄いだろうなぁ…といつも自分で反省して凹んでしまうんですね。
「そういうの上手い人ってなんでできるんだろう…?」
そこで今回は、書店やAmazonなどで見かけて前から気になっていた『まんがでわかる 伝え方が9割』を買ってみたところ…
- 誰かにお願いごとをするときに成功率をグッと上げる方法
- 頭の中の伝えたいことをインパクトを持たせて話す方法
が、ビビるほど参考になりました。もう、目からウロコ。
前から気になってたので購入したんだけど、めちゃくちゃ面白い!仕事でもプライベートでも何でも活用できる感じ。
佐々木 圭一 の まんがでわかる 伝え方が9割 を Amazon でチェック! https://t.co/4RcZ7IBDyD @さんから
— はっしー (@tsutomu822)
仕事でいえば、上司、部下、同僚とのコミュニケーションもそうだけど、地味に営業にも使えるかも。あと、ブログ書くのにも使えるかも。 https://t.co/0mbtHBAecf
— はっしー (@tsutomu822)
伝え方には技術がある
生き生きとした話、臨場感のある話、鮮明にイメージできる話、グッと引き込まれる話…こういうのができる人っていうのは、きっと話し方のセンスが良いからできるんだろうなって思っていました。
でも、著者の佐々木圭一さんに言わせると、それは「技術」であって、それを知っているか知っていないかの違いが大きいのだとか。
しかも、それは誰にでも身につけられるっていうことなんですね。

でも、技術を覚えるとか学ぶみたいなのって、大事だなとは思うけれど、ちょっと気が重たくなって結局敬遠してしまいがち。
ただ、『まんがでわかる 伝え方が9割』に関しては章ごとで「マンガ+解説」みたいな構成になっているのでテンポがいい。
本を読むのが遅いぼくでもストレスなく、サクサク読了することができました。
しかも、テキストだけとは違って、マンガの方が読んだ後の印象に残りやすいのも素晴らしいです!
「ノー」を「イエス」に変える技術
この本の前半のメイントピックスがこれ。
全く同じ内容のお願いごとでも、伝え方によって「ノー」になったり「イエス」になったり、結果が変わってくるんだよと。
ぼくなんかは頭の中で思ったことをそのままコトバにして出してしまうので、お願いごともストレートになってしまいます。
「◯◯◯してもらってもいい?」みたいなw
でも、それはあまり得策ではないんですね。
ぼくは会社では管理職をしているので、お願いごとの大半は部下にしています。なので、立場上、断られることはほぼ無いです。
ただ、何かを指示したときに、ぼくに言われたから仕方なくやってもらうよりも、部下の内発的なモチベーションを刺激してポジティブな気持ちでやってもらえるような働きかけをしたいなと思っています。
その答えが『まんがでわかる 伝え方が9割』には書いてあるんですね。
あなたのお願いを実現させる答えは、自分の中にない。相手の中にある。
つまり、自分のお願いをそのまま伝えるっていうことは、自分にしかメリットのないこと。それだと「イエス」をもらえない。
最も大切なのは、相手のメリットと一致するお願いを作ること。
そのためには、自分の頭の中をそのままコトバにしてはダメ。それは我慢して、相手の頭の中を想像することがポイントなんですね。
このへんのことは仕事の営業で実践していることなんだけど、社内の人間とかプライベートになると抜けちゃうんですよね…。
さらに、相手の頭を想像して相手のメリットにつながることを見つけるには、「イエス」に変える7つの切り口がとても参考になります。
何となく知ってたような「気はする」けれど、これを理解して自分の引き出しとして意識的に持っているのとでは違いますね。
ちなみに、このオネエはマリアさんといって、ファッション雑誌の編集者である主人公の舞を「ザコキャラ」から「やり手」へと変貌させてくれる素晴らしい「師匠」なのです。普通に、ただの「マンガ」としても面白いですよ!
というわけで、前半のまとめがこれ。

「強いコトバ」をつくる5つの技術
この本の後半のメイントピックスがこれ。
自分のコトバに強さを持たせるってことなんですが、淡々としたコトバにもっとインパクトを強く持たせるにはどうしたらいいのかっていう話だとぼくは理解しました。
この技術は5つのバリエーションがあって、主に、普段文章を書くような人とか、一対多で話をする機会のある人、仕事のプレゼンなどで特に生かされるんじゃないかなと思います。
ぼくは、この技術を習得することによって、このブログの…
- タイトル付け
- 見出し付け
- エモい文章を書くこと
などに生かしていきたいなと思っています。もっと引きつける文章を書けるようになりたい!
あとは会社でも…
- 朝礼での部下達への指示出し
- クライアントへのプレゼン
- 社内メール
などでインパクトのあるコトバを使って、「伝わる話」や「引き込まれる話」をしていきたいなと思っています。
というわけで、後半のまとめがこれ。

まとめ
読んでみた率直な感想としては、何だか軽く人生が変わったような気がしましたw
人間は社会の中で生きているので、コミュニケーション能力ってかなり重要ですよね。
コミュニケーション能力もいろいろですけど、直接の会話であろうがネット上で文章を書いてるだけであろうが、自分の思っていることを伝える能力が上がれば、きっと人生もっと良くなる気がします。
あと、この本、絵柄が好きですw
マンガって、絵柄の好みは結構重要じゃないですかw
ということで、この本超おすすめなので、気になった人はぜひ読んでみてください。