Twitterのタイムラインでとても共感するツイートがありました。
何かを継続するにあたっては、自分に「自己肯定感」を持てないとツライよねっていうお話です。
自己肯定感が薄い人はほんとに何をやってもダメになっちゃうんだなぁ…と、あらためて感じる。すぐ絶望してやめちゃうんですよね。プライドが無駄に高いのでしょう。で、周りとの差が広がっていき、自分を癒すために、どんどん斜に構えるようになっていく…。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
周りに刺激を与え続ける人、褒め続ける人がいればいいんでしょうけど、それはエネルギーのかかる仕事だから、ぼくにはできないな…。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
自己肯定感がある人は、周りの目を気にしないで続けることができるので、飛び抜けたパフォーマンスを残しやすい。かくいうぼくも自分大好きだから、ここまで来れています。というか自分に自信がないと、クリエイターなんてできませんね。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
やっぱり何かを継続的に打ち込める人っていうのは自己肯定感のある人ですよね。
自己肯定感のある人は、何をやってもある程度は結果を出せる自信を持っているので、ちょっとうまくいかなかったからといってすぐにあきらめるようなことはしません。
だから、自分がやると決めたら、まわりに何を言われようが、基本動じないのです。
自分のやりたいことをやる。やりたいようにやるんです。
自分が嫌いな人は、他の人の評価に振り回される。自分の感覚を信じることができないので、誰かが言語化したことばに依存してしまう。次第に、自分のことばを語ることができない、借り物のことばで構成された、厭世的で無気力な人間になっていく。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
自分が好きであれば、他の人のことばに振り回されるず、感覚に素直に従えるようになる。偉い人のことばだろうが、唯々諾々と信じることはなくなる。自分のことばで、自分を構成できるようになる。「自分が好き」であることは、ぼくにとって「前提」です。そこから全てが始まる。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
自分が嫌いな人はどうすればいいか?まずは、くだらないプライドを捨てることなんでしょうね。環境を変えることも大切。変な話ではなく、タイのお寺で瞑想修行でもすれば、だいぶ自由になれると思いますよ。 https://t.co/1nngeKXQr9
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
あとは、2〜3ヶ月かそこらであきらめるのではなく、少なくとも1年、ないしは2~3年、一つのことに本気で取り組んでみることです。自己肯定感が薄い人は、すぐ諦めて、「世の中甘くない」という当たり前の事実に固着する。そこから先に進まないといけません。世の中甘くないのは、前提です。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
うんうん、やっぱり何か一つのことに取り組むのに、2〜3か月ですぐに諦めてちゃ結果は出せないことの方が多いですよね。
一定の結果が出せないと、「どうせ自分なんてダメなんだ」的な考えが強くなってしまう。
逆に2〜3年くらいじっくり本気で取り組んで、一定の結果を出すことによって「成功体験」をつかめるようになる。
この「成功体験」こそが自己肯定感を得るのに非常に重要で、それをたくさん経験すればするほど自己肯定感は強くなっていくんですよね。
自己肯定感が薄い人は、自分のことばを失ってしまっている。誰かや何かについて語るときも、他人の否定的なレビューをチェックしてからじゃないと、不安で語り始めることができない。「誰がなんと言おうと、私はこれが好きだ!」と言えない。そういう人は「自由」ではないですね。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
ブログは本来「自分のことばを取り戻していく」修行になるんですが、自己肯定感が薄い人は、はてブの腐ったコメント欄とかに汚染されて、借り物のことばに依存するようになっちゃうんですよねぇ…。残念無念。自分が嫌いな人は、ネットのコメントなんか見ないほうがいいですよ。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
自己肯定感が薄い人は、「すぐに結果を求める」というのも見受けられますね。そしてその経験をもとに「やってみたけどダメだった」という言い訳をする。同じように「ちょっとやったけどすぐに挫折した」人の口コミを探し、自分は特別でない、と安心する。あいつが悪い、と罵る。で、停滞する。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年3月5日
対象のモノにもよりますけど、すぐに結果を求めてしまうとダメなことってありますよね。
例えば、英語学習とか。
ブログのPVや収益なんかも。
どうしてもやり始めてすぐには結果の出ないもの、一年以上継続してやっと形になって現れてくるものっていうものがあります。
その結果を最初の数か月で求めてしまって、
「やっぱりダメだ俺…。俺ってなんて無能なやつなんだ…。」
となり、自己肯定感がドンドン萎んでいくという負のスパイラル。
もったいなさすぎ!
結果を出すのにどうしても時間がかかってしまうものの見極めができていれば、要らぬ心配で済んでいたり、むしろ後々成功が待っていたかもしれなかったりするのにね…。
そして、その判断が、後々自分の自己肯定感を強くも弱くもしていくっていうことなんですよね。
ぼくは仕事で英語を使うことによって自己肯定感を伸ばしました
以前Amazonに勤めていた頃の話。英会話スキルを持っていなかったぼくは、当初、英語不要の業務についていました。
でも、やっぱり外資系なので、出世したいなら英語ができた方がかなり有利であることは誰の目から見ても明白。
上級のポジションにいけばいくほど海外拠点の社員と一緒に仕事をする機会が増えますからね。
それに、英語を使いながら仕事をしている上級ポジションの社員を「あこがれ」として見るようになり、同時に、英語もできない一般ピーポーの自分にガッカリし、ネガティブな感情を抱いてしまったりということも。
実際、英語不要の部署に入社してきた社員で、己の野望のために密かに英語を勉強している人って結構多かったりします。
そして、例に漏れず、ぼく自身も密かに英語を勉強している一人だったのです。
まぁ、密かに勉強したところで、やり方によって結果の出る出ないっていうのは分かれるし、むしろ結果は出ない人の方が大多数でしたね。
ちなみに、ぼくはコツコツ英語を勉強した結果、実際に英語で仕事をするレベルの社員達の仲間入りを果たすことができたので、そのやり方については以下の記事に書いてあります。
関連記事:英語ができないのに外資系?!大丈夫、元Amazon社員が外資系の英語事情とおすすめ勉強法を教えます
英語を勉強して、「英語を使ってもっと上級の仕事をしたい!」というアピールをした結果のことではあったんですが、正直内心は結構ビビっていました。
「実際仕事で英語とか自信ないけど、失敗したらどうしよう…」
「下手なりに背伸びをしても、周りから笑われるだけなんじゃないか…」
案の定、最初のうちは電話会議での英会話に付いていけないことも多かったです。
相手の言ってることをしっかり理解できなかったり、こっちの言いたいことがパッと口から出てこなかったり。
でも、「 DMM英会話」で特訓していた成果も本当に少しずつ出てきていたのも確かで。
そのおかげで、何となくフワッと内容をつかむことはできたけど、あいまいなところはテレカン終わってから個別でメールで確認するっていうことを繰り返していましたね。
そんな期間が数か月続いて、最終的にはメールで確認しなくても、テレカンの中の会話だけで意思疎通ができるようになりました。
おまけに、テレカンの本題に入る前の雑談まで楽しめるようになったりも。
そうなると、「本当に仕事楽しいなぁ!」って思えるようになってきて、スキルも上がるし気持ち的にも上がるしで、いい感じのスパイラルに入っていったのをよく覚えています。
今振り返ると、これって、ぼくの自己肯定感をグンと引き上げてくれたひとつの重要な成功体験でした。
もしぼくが英語学習を始めてから数か月で結果を求め、自分に失望し、英語学習をあきらめていたら…
もしぼくが周りの目を気にして笑われるのを恐れ、英語を使う業務にチャレンジしていなかったら…
そう考えると、考え方ひとつで人生ものすごく変わりそうですよね。
まぁ、上記の例は結構大きな成功体験だったけれども、実際には自己肯定感っていうのは小さな小さな成功体験の積み重ねの結果。
重要なのはもっと細かく、「今日もスキマ時間で10分間英語を勉強できた!」とか「今まで二の足を踏んでいた オンライン英会話 の無料体験レッスンを実際に受けてみた!」みたいなレベルのスモールステップを繰り返し積み重ねていくことなんですよね。
実際にぼくも英語学習に関しては最初こんな感じでしたから。
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