こんにちは、以前に外資系企業のAmazonに勤めていた社畜ブロガーのはっしーです。
Amazonに勤めていた当時、よく社内でこのような一言を耳にすることがありました。

この手の愚痴をこぼすのは、100%英語ができない社員なんですけどね。
完全にひがみですw
でも、言ってること自体は実際正しくて、とりあえず英語さえできればかなりの確率で昇進できますね。
なぜ英語ができるだけで昇進できるのか
Amazonといえば外資系企業のトップクラス。そんなAmazonでも、すべてのチームで英語力が必要なわけではありません。
日本人しか相手にしない業務では当然英語はいらないわけで、そういうチームの採用求人には元々英語スキル不問となっています。
しかし、英語スキル不問の業務で入社したとしても、やはり昇進を狙っていくのであればいずれ英語は必要になります。
なぜかというと、上のポジションになればなるほど、海外拠点と一緒に仕事をする機会が増えるから。
定期的にテレカン(電話会議)をしたり、出張で海外に行ったり、逆に海外から誰かが来たり、
メールやチャット、社内システム上でのやり取りも頻繁に発生。
なので、上のポジションに上がりたいのなら、英語スキルが必須になってくるというわけです。
昇進するにはどれくらいの英語レベルが必要か
では、実際どれくらい英語ができれば昇進できるのか。
それは、携わっている業務内容や所属チームにより状況が異なるので、求められる英語レベルも変わってきます。
英会話スキル必須の場合もあれば、読み書きだけできればOKという場合もあります。
ただ、上のポジションになればなるほど、求められる英語レベルは上がるというのは間違いないですね。
ぼくの場合は英語スキル不問の業務から入り、その間独学で徐々に英語スキルを身につけていったという背景があるので、まずはメールと社内システム上での読み書きしか英語を使わない業務からチャレンジしていきました。
英語スキルはすぐには身につかない
ありがちなのは、「よし、英語学習がんばるぞ!!」と最初は意気込むのですが、数か月したらいつの間にか挫折してるという人。

残念ながら、ちょっと2〜3か月勉強したくらいでは、業務で使えるような英語レベルは身につきません。
半年、1年、2年……長いスパンで努力を継続していく必要があります。
それを知らずに、すぐに結果を求めてしまう人は、すぐに挫折してしまいますね。
ただ確実に言えるのは、何年かかけてでもコツコツ継続さえしていれば、英語の読み書きくらいは確実にできるようになるっていうこと。
そして、英語の読み書きができるようになると、英会話ができるようになるのも時間の問題。
少し大げさですが、たとえば30歳くらいの人が10年かけて英会話ができるようになったとします。長いキャリアの中で考えた場合、40歳くらいで英会話スキルが身についていたら、それってかなりすごくないですか?
残りの20~30年くらいは英語で仕事ができる人材となって、それなりの活躍ができるということです。
すぐに結果を出そうと焦ってはいけません。
Amazonには入社してから英語スキルを身につけて、バンバン海外出張して活躍している人もチラホラいるので、大丈夫!
自分のなりたい姿をイメージしながらコツコツコツコツ頑張っていきましょう!
英語の学習法
英語初心者ならば、まずは中学英語を復習することです。中学英語を復習することで、基本的な英文法をひと通り学ぶことができます。
ビジネスの現場はネイティブスピーカーばかりではなく、ぼく達日本人のように英語が第一言語ではない国の人達も多いです。
つまり、ビジネス英語では難しい文法を使うことはほとんどなく、簡単シンプルな表現が多く使われているということ。
文法は中学英語レベルが理解できるくらいで十分なのです。
中学英語の復習ができたら、今度は英会話の場数を踏みましょう。
これは断言しますが、机上学習のみで英会話は絶対にできるようになりません。
サッカーの技術書をどれだけ読み込んでも、実際にサッカーをしないと絶対に上達はしないのと同じ。
実際に英語を話す機会を作らないと英会話スキルは身につかないのです。
身近に英語を話せる人や英語学習中の人がいれば練習相手になってくれると思うのですが、そういう人がいなければ、最近ではDMM英会話のようなスカイプを使ったオンライン英会話のレッスンが格安で受けられるので活用してみるといいでしょう。ぼくも実際経験ありますが、とてもおすすめです。
まとめ
ということで、英語ができるだけで外資系企業では昇進できる可能性がグンと上がります。
逆に英語ができなければ、いくら業務知識があったとしても、ずっと下っ端の仕事しか任されないでしょう。
どうせ外資系企業に勤めているのであれば、間違いなく英語は勉強しておいた方がいいですよ。正しい方法で!