英語学習で一番大事なのは英語を勉強する「理由」であり「方法」ではない。

何かを勉強するときに、なぜそれを勉強するのかっていう目的を持つことはとても大切ですよね。

英語の勉強でもそれは同じです。

なぜ目的を持つことが必要か?

なぜ目的を持つことが必要かというと、答えはシンプルで、目的がないと継続できないからです。途中で挫折してしまうんですね。

英語を使えるようになって◯◯をしたい!っていうのがイメージできていないと、普段忙しい日々の中で勉強を続けるのって、結構大変なんですよ。調子がいいときはいいんですけど、だるいときはだるいんです。

でも、英語を習得してやりたいことをやってる自分の未来の姿をイメージできると、だるい日にぶち当たっても、勉強を継続することができます。

英語スキルを習得するのにどれくらいの継続学習が必要か?

一般的に、英語の習得には3,000時間かかるといわれています。中高6年間で1,500時間ほど英語を学習しているので、社会人になって残りの1,500時間を英語学習に費やせば英語が習得できることになります。
(引用:http://www.etn.co.jp/approach/period.html

関連記事:凡人のあなたがなぜ通勤時間にスマホアプリのゲームで時間を捨ててるの?

たとえば、一日30分の英語学習を毎日欠かさず継続できる人は、約8年で英語が習得できる計算になります。

0.5時間 × 30日 × 12か月 = 180時間/年

180時間 × 8年 = 1,440時間

一日1時間の英語学習を毎日欠かさず継続できる人は、約4年の計算になります。

1時間 × 30日 × 12か月 = 360時間/年

360時間 × 4年 = 1,440時間

英語習得にはそれなりの年数が必要で、その間の学習をきちんと継続するっていうのは結構大変なことですよね。なので、ただ何となく英語ができたらいいな〜って思ってるだけではすぐにだるくなって勉強しなくなっちゃうんですよ。

SPONSORED LINK



英語を勉強する理由の例

ということで、英語学習者の方は、英語を勉強する目的を今一度考えてみてください。すぐに頭に浮かんできた人は問題なし!あとはひたすら日々の努力を積み重ねていってください。

英語を勉強する目的が自分ですぐにわからなかったそこのあなた。ぼくが勝手に英語学習の理由になりそうなものをピックアップしてみました。使えるものがあれば英語学習の目的として今後の参考にしてください。使えるものがなさそうだったら、もう一度自分とよく向き合って考えみてください。

  • 外資系企業に就職・転職したい
  • 英語を使う業務ができるようになって昇進・昇給を狙いたい
  • 英語がペラペラなカッコイイ自分になって異性にモテたい
  • 外国人と付き合いたい、結婚したい
  • 海外で生活してみたい
  • 情報の幅を広げたい(世界には日本語で収集できる情報よりも英語で収集できる情報の方がはるかに多い)
  • 海外ドラマや映画をオリジナル英語音声で、字幕なしで見れるようになりたい
  • 多くの日本人ができない英語をできるようになることで、自分に自信をつけたい
  • たまに海外旅行するときにもっと現地人とコミュニケーションを取れるようになりたい
  • オンラインで世界中の人とつながってコミュニケーションを取りたい

英語を勉強するのは自分なので、英語を勉強する理由は思いっきり自己中心的なものがいいですね。一見立派な目的を掲げても、本当にそれが自分の中で響かないと全くもって意味がないので。

たとえば、「人生を豊かにするため」とかは全然ダメ。抽象的すぎ。なんで英語ができたら人生豊かになるのかっていうのを具体的に掘り下げないといけません。

なので、英語ができて自分のメリットになることを欲望丸出しで、本音で、ワクワクするようなことを具体的に考えましょう!

まとめ

英語に興味を持って、特に理由も目的もなく勢いで英語学習を始めてもいいんです。先にやりたいことが見つかって、それを実現するために英語を勉強しないといけないっていう順序だったらわかりやすいんですけど、別に理由は後付けでもいい。先でも後でも、とにかく目的を持ちながら勉強できるようになることが大切なんです。

英語はあくまで手段であって、目的ではない。英語を使って何がしたいかっていうことを考えるべきです。英語ができるようになること自体を目的とはしない。これを勘違いしてはいけません。

英語学習者のみなさんは、何のために英語を勉強するのかっていうのをときどき見つめ直しながら、英語を使って本当にやりたいことをやっている未来の自分をイメージして勉強すること。これが英語上達の最大の秘訣ですね。

そして、英語学習の目的がはっきりしたら、あとは具体的な学習方法です。

参考記事:外資系企業の仕事で実際にやっていたビジネス英語の勉強方法まとめ

ちなみに、この記事の内容を含む英語学習の心得的な部分に関しては全力でこちらの書籍をおすすめします。外資系企業でグローバルに仕事をしているぼくが間違いないと太鼓判を押す一冊です。

SPONSORED LINK



ABOUTこの記事をかいた人

札幌でサラリーマンしながら雑記ブログ書いてます。ブログ歴1年で月間1万5000PV。仕事に関することや英語学習、札幌ローカル情報、その他発信してます。元体育教師。Amazon退職して今は上場企業の社員やってます。妻と娘と3人暮らし。

>> 詳しいプロフィールはコチラ