若者達よ、お金の入る仕組みは4パターンに分かれること知ってた?

「実際ブログって稼げるの?」

ネット上でよくこういう疑問を目にします。ぼくもうちの妻につい最近同じことを聞かれました。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントに学ぶ

金持ち父さん貧乏父さん』といえば10年くらい前に爆発的に流行った、お金についての考え方や経済的自由を手にするための方法について書かれた書籍。今の30代以降のビジネスマンなら聞いたことや読んだことのある人は多いでしょう。

その金持ち父さんシリーズのひとつである『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』では、世の中のお金の入る仕組みを4つのパターンに分けてわかりやすく説明しています。

cashflow

ぼくたちは必ずどこかのポジションに属しています、ポジションによって収入を得るシステムが異なります。

左側にいる従業員と自営業者は自分の時間を対価にお金を稼ぐ人達です。自分が働けなくなった瞬間収入がなくなります。労働力も収入も一馬力です。

右側にいるビジネスオーナーと投資家については自分が直接働かなくてもお金が入る仕組みを持っている人達なので、自分は何をしてても仕組みが勝手に収益をあげてくれます。労働力も収入も多(他)馬力です。

ブログを書くことについて考えてみると、ブログにもいろいろな稼ぎ方があるんですが、最も一般的なアフィリエイトや、Googleアドセンスのようなクリック保証型広告で稼ぐことを想定するならば、ブロガーはビジネスオーナーのポジションに入ります。

アフィリエイトリンクやクリック保証型広告の入った記事を見た閲覧者がアフィリエイトリンクを介して商品を購入したり広告をクリックしてくれると、記事を書いた本人が寝てても遊んでても勝手にお金が入ってくるという仕組みだからです。

つまり、そういう記事をたくさん書いてストックしていき、いろんな人にたくさん読まれるほど収入のチャンスが広がるので、まさにお金が入る仕組みが強化されていくわけですね。たくさん書いたブログ記事達がお金を稼いできてくれるイメージ。

で、ビジネスオーナーのポジションに入ることのメリットはというと、収入が時間の切り売りではなく成果に応じて決まるので、自分のプライベートの時間を確保できるようになります。

その結果、趣味に多くの時間を割いたり、子育てや介護に専念できる余裕を得ることができます。

上に書いたように時間の切り売りではないので、内容によってはサラリーマンが会社から帰った後であったり休日などの時間を使って、副業で行うことも可能。

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収益と経過期間の関係性について従業員とビジネスオーナーとの比較

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最も一般的な働き方である従業員の場合、勤務年数が長くなると給料も上がるんですが、伸びしろは小さいです。給料が上がっても劇的に上がることはなく、微々たるもの。

それに対してビジネスオーナーの場合は、お金が入る仕組みさえ確率できればあとは仕組みが勝手に収益を拡大してくれるので伸びしろも大きいですね。

上の図のビジネスオーナーの曲線はブログ収入をイメージしたものになっているんですが、ブログの場合はたくさんの記事をストックしてサイトへのアクセスが十分増えないと、お金の入る仕組みを持ったとは言えません。

そのため、ブログを始めてしばらくは低空飛行がずっと続くわけで、この期間を根気強くコツコツ継続していくことができるかというところがキーになります。ぼくもまさに低空飛行しながらこのブログを運営しているところなんですが、この低空飛行中になかなか成果を感じることができず、信じることができなくなって、諦めて墜落してしまう人がほとんどだと言われています。

これらを踏まえると、冒頭の問い「実際ブログって稼げるの?」に対する答えは「短期間では稼げるようにならない。継続した末に稼げるようになるかどうかは人による。」ということになりますね。

結局は、どういう働き方をしたいのか

キャッシュフロー・クワドラント(従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家)のどれが良い悪いという話ではありません。

従業員として自分の時間と引き換えに、確実に決まった金額を今稼ぎたいのか。従業員としてでもとにかく自分の好きな仕事に打ち込んでいたいのか。

お金が入る仕組みを作っていくことによって、自分が寝てても収益をあげられる状況、旅行してても収益をあげられる状況、時間の切り売りではなく成果に応じて収益をあげられる状況(経済的自由、時間的自由)を作りたいのか。

自分がどういう生活を送りたいのかによって、その人にとっての正解は異なります。

ちなみにブログに関していえば、初期費用がかかるわけでもなく、今の仕事を辞めることが条件になるわけでもないので、今の生活を維持したままリスクゼロでビジネスオーナーになれるチャンスに挑めるのが最大の魅力だと感じています。

ブログを書くことは学びにもなるし、それ自体が楽しい(これは人によりますが)ので、ぼくから言わせてみれば、とりあえずみんなブログで自分の知識や思いなどを発信してみたらいいのになぁと思っています。

インターネット環境が整備されて選択肢が多種多様に

ぼくたちは「いい大学に入っていい仕事に就けば人生安泰」と教えられて育った人が多い。

少し前の時代まではたしかにそうだったので、ほとんどの人はみんなと同じように何となく進学して何となく就職してきたはず。

それはまさに従業員としての人生であり、お金を稼ぐことに関してそれ以外の方法もあるということ自体がイメージできなかったんですね。

実際、たとえば、ビジネスオーナーになるにしても以前は初期費用を捻出するために大きな借金をする必要があったということや、小さい頃から借金=悪というふうに育てられることが多いので、そういったリスクを考えるとほとんどの人が従業員になる以外の選択肢を考ることすらできなかったと思います。

でも、今はいい時代になったもので、必ずしもビジネスオーナーを目指すために多額の初期費用がかかるというわけではなくなりました。たとえばブログをやることに関してリスクになるものは何もないですよね。

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ビジネスオーナーだけではない。自営業者になることも簡単。たとえばハンドメイド品や自分で提供できるサービスがある場合は BASE を使えばPCやスマホなどすべてのデバイスに最適化されて、決済システムも完備したネットショップを無料で簡単に作ることができるので、そこで販売を始めることには何のリスクも負わないですよね。参入障壁なし。

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本業だろうが副業だろうが、場所と時間を選ばない働き方をしたいのであれば クラウドワークスランサーズ
を使えば自分のスキルに見合った仕事を受注して在宅で仕事することもできるようなりましたね。

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ネットをうまく使えば何でもできる時代で、以前と比べると格段に選択肢が広がりました。

こういうことを考えたことのない人は、過去の固定概念にとらわれず、どういう人生や生活を送りたいのか、そのためにはどういう方法があって、どういうアクションが必要なのかについて一度真剣に自分と向き合って考えてみてはどうだろうか。

チャレンジしなければ何も変わらない。チャレンジすれば何かが変わる可能性はある。

固定収入のある従業員や主婦であれば今の生活を維持しながらだいたいのことはチャレンジできるはず。

まとめ

今は昔と違い、インターネットが整備されて、たくさんのWebサービスが提供されたおかげで、多種多様な生き方をできる人が多くなってきました。

もう「できるだけいい大学に入り、できるだけいい仕事に就いて、サラリーマンとして一社だけに骨を埋める」というのが定石ではないので、そういう考え方のみで思考停止せずに、自分の希望と可能性についてしっかり考えた方がいいですよね。

自分の一生は一度だけ。人間いつ死ぬかわからないので、いつ死んでもいいように、後から後悔しないように、自分のやりたいことには積極的にトライした方がいいですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

札幌でサラリーマンしながら雑記ブログ書いてます。ブログ歴1年で月間1万5000PV。仕事に関することや英語学習、札幌ローカル情報、その他発信してます。元体育教師。Amazon退職して今は上場企業の社員やってます。妻と娘と3人暮らし。

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