前回はエンドール武術大会に優勝して第2章を終了するところまでいきました。
今回からは第3章が始まります。



そう、第3章の主役はトルネコ。レイクナバの武器屋さんに勤めています。寝坊しそうになってるところを妻のネネさんが起こしてくれました。

トルネコの家は夫婦と小さな息子の3人家族。左で寝てるのが息子のポポロ君。これから武器屋へ仕事に行ってきます!
と思ったけど、途中で、何やら困っているトム老人を見つけました。

このトムじいも歳のせいか足腰が弱くなってのう…。
教会に通うのもひと苦労じゃ。
ということで、教会までずっと背中を押していってあげました。息子のことで毎日お祈りしに来るのが日課らしい。
今頃どこで何してるのか…、人様に迷惑をかけていないか…、随分心配みたいです。

ちょっと寄り道しちゃったけど、仕事の方も頑張るよ!なんせ、これから世界一の武器屋になる男だからね。給料も歩合制だし〜。

ふぅ、今日も一日仕事がんばった!妻子も待ってることだし、すぐに自宅へ帰ろう!
と思ったけど、ちょっと寄り道。宿屋の本棚で「本当にあったおそろしい話」っていう本を発見したぞ!

ある旅の商人が行商の途中、夜の森で道に迷い、見知らぬ村に入り込みました。
その村の村人たちはみんな親切で、赤の他人の商人をもてなし泊めてくれるとまで申し出ます。
困っていた商人はその申し出をありがたく受けることにし、その日は村に泊まることにしました。
そして次の日の朝…。
目を覚ますとそこはただの荒れ地。
村は跡形もなく消えていたそうです。
そんなバカな〜。本当かいな!そんな村があったら見てみたいもんだわ。
ということで、寄り道はこのへんにして、そろそろ家に帰りますか。

ネネさんが待ってて労ってくれます。トルネコ夫妻は仲がよい。
うーん、平和な日々。いつも通り、次の日もまた武器屋へ仕事しに行きます。
すると、その帰りのこと。何とも刺激的なことを吹き込んでくる輩がいました。


やっぱり世界一の武器屋になるんだから、もっと大きな町に出ないとダメだよね!男のロマンについて語り合ってきました。
そして家に帰宅したらポポロ君がまだ起きてたんですが、さすが商売人の子ども。頼もしい!

男のロマンに触発されて、とりあえずレイクナバを出てみることに。
おや?町の近くにあやしい洞窟を発見!ちょっと探検しに行ってみます。

途中、でっかい岩に追い回されて大変な目に合いましたよ…。

何とか最深部までたどり着くと、そこにはちょっとしたお宝が!

鉄の金庫。
ドラクエの世界ではモンスターにやられて全滅すると、お金が半分になってゲーム再開になります。
でも、この鉄の金庫を持っていれば、万が一全滅してもお金が減らないという素晴らしいアイテムなんです。
で、このアイテムを取ると、ピラミッドの呪いのように、どこからともなく聞こえる不気味な声とともに大きな扉が勝手に閉まります(上の画像でわかるかな?)。
宝を求め旅する者よ。
そなたの盗んだ宝をこの場所に戻すがよい。
さすればそなたの戻りゆく道が開かれよう…。
せっかく見つけたお宝なのに、アッサリあきらめてたまるかい!
近くの岩をズラして、お宝のあったところの上に載せてみます。
すると、呪いが解けて、扉も開きました!

さて、洞窟を出たところで、今度は南下していきます。
すると、森の中に村があるのを発見。
ん?!
森の中に見知らぬ村?!
どこかで聞いたことのある話だ…。

とりあえず村に入ってみると、のどかで綺麗な普通の村です。
大きな池もあるし、花も植えられていて、なんだか癒やされます。

ちょっと村の中を探検。
すると、何か良からぬ噂が…。


まじで?
何かちょっと怪しいような怪しくないような…。この村本当に大丈夫なのか?
なんか道具屋では意味不明に「鋼の剣」が10ゴールドで販売されてるし…。

ドラクエの世界では鋼の剣はそれなりに価値のある定番の武器で、これを持つようになると冒険初心者の域を脱した感があります。
普通に武器屋で買うとしたら2,000ゴールドくらいはするはず。10円はさすがにないだろー!
でも、まぁ一応買ってはみます。本物だったら超ラッキーだし。
ということで、早速、購入した鋼の剣を装備しようとしたら…

おいおい!「ひのきのぼう」になってるやん!
檜の棒といえばドラクエの世界では最弱の武器。どうりで10ゴールドなわけね!
何か騙されて腹立つけど、この件はもう忘れて、もうちょっと村の中を探検。
すると、名のある建築家に遭遇しました。

わたしはドン・ガアデ。
旅の建築家ですが、こいつにホレられてしまって…。
結婚してこの村に住むことにしたのです。
わっはっはっ。
おっさん…、わっはっはじゃねーよ!随分メロメロになっとるね。

ん?!
こんこんこん?!?!?!
風邪引いちゃったみたいとか言ってるけど、もしや、おまいが噂に聞くキツネなのかい?!
こんな怪しい村はとっとと離れた方がいい!
村を出てさらに南下すると、ボンモール城がありました。
おや?! 橋が壊れてて、これ以上先に進めない?!

すると、ボンモール城でもキツネの噂が。
最近、人を化かすキツネが出るそうだな。

ほほ〜。キツネはワンコに弱いんだね!了解!
あと、同郷の男が何かやらかして、城の牢屋にぶちこまれているという噂も。知り合いかな?!

ちなみに、さっきの怪しい村でレディーにメロメロだったドン・ガアデは、あの村に住み着く直前はボンモール城との契約で橋を修理しに行く途中だったらしい。
城との取引をドタキャンするとはいい度胸してるな〜。王様はカンカンに怒ってます。


実はこの王様、エンドールを征服しようとしています。
早く橋を直さねばエンドールの国に攻め込むことができぬわ!
城の兵士曰く、豊かなエンドールを手に入れることが王様の長年の夢なんだとか。早く侵略したくてウズウズしています。
さらに、城内を詮索すると、ボンモールの王子に会いました。
何やら秘密の話があるらしい。後ろのママが目を光らせててここでは言えないんだって。詳しい話は夜に武器屋の裏で話しましょうだって。

オッケー!じゃあ、後で行くね〜。
あ、そういえば、同郷の男が牢屋に打ち込まれてるという噂を聞いたので、城を出る前に、牢屋をちょっと物色していきますか。

警備が2人付いてウロウロ見回りしています。
構わず強気でいったら見つかって、強制的に外につまみ出されてしまいました…。

気を取り直して、もう一度チャレンジ。
今度は油断せず、警備の視界に入らないように忍び込みます。同郷の男を発見!

おわっ!
おまいはトムじいさんの息子かい!
じいさんいつもおまいのこと心配して、レイクナバの教会で毎日お祈りしてるんよ!
ヘマをしてここに入れられて、つくづく思ったんだ。
もう悪いことはまっぴらだって。
あんた商人だったよな。
だったらキメラの翼(瞬間移動の道具)を貰ってきておくれよ。
こやつ、道具を使って一瞬で牢屋をオサラバしようとしてますね。
貰ってきておくれって…、実は今手元にキメラの翼持ってるんだけどね。

トルネコ「いいえ(笑)」

しゃーないなー。じゃあ、じいさんに免じてキメラの翼あげるよ。

そうこうしてるうちに、夜になってきたので、王子の秘密の話を聞きに行きますか。
武器屋の裏に呼び出しです。

実はお願いなのですが、もし橋が直ったら、すぐにエンドールに行ってほしいのです。
そして、この手紙をお城の姫にわたしてください。
ふたつの国の運命がかかっているのです!
くれぐれもお頼みします!
ふむふむ。話はわかったが、何せその橋を直すドン・ガアデが見知らぬ村のレディーにうつつを抜かしているので、引きずり出してこないと行けないんだよな〜。
ここはとりあえず、レイクナバの町に戻ってみますか。

トムじいさんの息子を発見。
そうそう、お礼をしなくちゃな。
でも今、持ち合わせがなくて…。
え?なに?お礼はいいから犬のトーマスを貸してくれだって?
ああ、お安いご用さ。
キツネ狩りが得意な犬でさ、きっと役に立つと思うよ。
おおーーーーー、まじで?!
ワンコ連れてっていいの?!
しかも、キツネ狩りが得意だと?!
ちょっと近くの森に怪しい村があるから、そこ行ってくるねー!

ということで、森の中の見知らぬ村に再度訪問。入った瞬間、ワンコのトーマスが吠えまくってます。
ワンワンいいながら奥の村長の家までダッシュ。


村長はワンコが苦手なんだって。
ついに正体を現しました。

トルネコ「いいえ(笑)」

しゃーないなー。わかったよ、今回のところは許してあげるよ!

ということで、鋼の鎧をGET。装備できなかったけど。
こんこん言いながらキツネが去っていったその直後、ドン・ガアデがやってきました。

ふと気付いたら村がなくなっていて…。
そうだ!こんなことをしている場合ではなかったのだ!
早くボンモールのお城に行かなくては…。
では、失礼!
どうしたもこうしたも、キツネに騙されてたんだよ。
あんなにメロメロだったレディーのことは覚えてないのかい?
ってか、ボンモールの王様…めちゃくちゃ怒ってたから早く行って謝った方がいいよー!
まとめ
ということで、世界一の武器屋になるためレイクナバの町を出て、キツネの村の謎を暴きました。
次回、ドン・ガアデが橋を直してくれたら王子の手紙を持って、エンドールへひとっ走り行ってきます。
ボンモールとエンドールの行末はどうなるんでしょうか?!
お楽しみに!