最近はじめて『TED』というネットを通じた、スピーチ動画の無料配信サービスを視聴しました。
学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物が行っているプレゼンテーションを見ることができます。
英語学習者の中で特によく知られているサイトで、ぼくも名前を聞いたことはありました。
今まで視聴したことはなかったんですが、リスニング力の向上のために、他に何かいい方法がないかという思いで視聴してみたところ、あまりのクオリティの高さにビックリしました!
これは、今後の英語学習に取り入れなければ!という印象です。
ということで、これから下に『TED』を実際に視聴してみて感じたことについて挙げてみたいと思います。
一本あたりの動画の長さ
ぼくは動画を使ってリスニング学習をする場合、その動画素材は一本あたり10〜15分程度の長さであるのがベストだと思っています。
英語学習のために1時間半や2時間もする映画を使うのはあまりにも長すぎて挫折しやすいし、英語学習者に人気の『FRIENDS』のような海外ドラマでも20分はしますが、やっぱりちょっと長いです。
TEDの動画なら一本あたり10〜15分程度なので、ボリューム的にベストなんですね。
豊富なコンテンツ
動画の種類も豊富なので、いろいろなジャンル、スピーカーから好みの内容のものを選べます。
英語学習そのものだけではなく、スピーチとしておもしいろい内容のものばかりなので、これなら英語学習も楽しい時間になりそうです。
英語はスピーカーによってアクセントやしゃべり方が変わるので、たくさんのスピーカーが参加しているということは、いろいろな人の英語のしゃべり方や癖に触れることができるということ。
幅広い英語に対応できるための学びのチャンスが得られるということなので、これも大きなメリットになりますね。
ネイティブ英語
全体的に共通しているのは、ネイティブスピーカーがしゃべるナチュラルな英語 であることです。
表現もゆるすぎず堅すぎずだし。これが映画やドラマだと作品によって表現に偏りがあるんですが、TEDだとそういう心配がないですね。
あと、トーク内容についてはちゃんとスクリプトが公式に用意されているというのも大きいです。
英語のスクリプトと日本語訳されたスクリプトを見比べながら内容を把握できます。これも、映画やドラマで勉強する場合は、誰かが日本語訳したスクリプトをネット上で見つけて活用しなければならないので、この点についてもTEDは素晴らしい。
動画視聴中に表示させる字幕も英語・日本語を随時切り替えできるのもいいですね。
アプリケーション
さらに、英語学習者に最適されたスマホアプリやWebアプリケーションが存在するので、公式サイトでも十分な環境なんですが、それらのアプリケーションを使用することで効率が上がりそうです。
このあたりについては、もうちょっと使いこなしてみてから検証してみようと思います。
特に、こちらのアプリは日本語字幕と英語字幕が同時に表示できるのが素晴らしいんですが、iPhoneアプリのみで、Androidアプリにはないようなのがかなり痛い…。
まとめ
ということで、『TED』はサイトの使い勝手がとても良く、英語学習者に優しいデザインになっているので、今後の英語学習においてこれを使わない手はないなという感じです。
当然リスニング力の強化が期待できるんですが、シャドーイング(音声を聞いた後に即座に復唱する練習法)もすることでスピーキング力の強化にもかなり期待ができるはず。
英語学習者のみなさんは、ぜひ一度使ってみるといいですよ!